文化WEST2008/01/04 00:00

★2008年1月4日 朝日新聞大阪版夕刊「文化WEST」欄に、岡田節人さんとの対談「科学はおもろいよ」掲載。岡田先生が文化勲章を受章された直後、11月16日に大阪千里クラブで対談したもの。

名短篇、ここにあり2008/01/10 00:00

★2008年1月10日発行 『名短篇、ここにあり』(北村薫・宮部みゆき編、ちくま文庫)に「むかしばなし」収録。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480424044/

フロンティア3000研究会「東京駅建設の背景」林章2008/01/11 00:00

平成20年(2008)睦月(1月)11日(金)
あけましておめでとうございます。
今年最初のフロンティア3000研究会は、東京から林君が来てくれ、「東京」という都市の誕生に大きな意味を持っていた「東京駅」建設の背景を、貴重な映像を交えて話してくれた。とても面白かったが、私の気持ちはちょっと重たかった。年明け早々に、コマケン(小松左京研究会)を作ってくれた土屋君が、亡くなったと聞いたからだ。10日がお通夜で、オトベちゃん始め、コマケンのみんなも参列してくれたそうだが、今年最初の会合は、お通夜という悲しいことでスタートしたわけだ。
土屋君も大伴昌司と同じ喘息だったことが原因のようだ。
あっちの世界の方が知り合いが多くなってきた、といったら、オトベちゃんに怒られた。まだまだこっちの方にいなけりゃだめ、と。
とにもかくにも、なんとか77回目の誕生日は迎える事が出来ると思います。
今年もよろしくおつきあいください。

久しぶりの東京2008/01/17 00:00

平成20年(2008)むつき(1月)17日(木)
去年の9月以来、久しぶりの東京。
ワールドSFコンベンションが終わった後、どっと疲れが出て東京まで出てくる元気がわいてこなかったのだ。2カ月くらいは、本当に毎日寝てばかりいた。林君がわざわざ大阪まで迎えに来てくれたので、オトベちゃん一人とは違って、やっぱり安心感がある。何が何でも東京まで連れてこられた、という感じだ。
夜はコマケンが来てくれた。12月に一緒に行った京都旅行、とくに祇園でのお茶屋さんには、みんな感激してくれたようだ。新しいコマケン会員はJAMSTECの人で、「日本沈没」で人生を決めたかわいそうな人だが、彼の海底火山の話なども面白く、やっぱり東京に出てくれば、楽しいものだ。

新年会2008/01/18 00:00

平成20年(2008)睦月(1月)18日(金)
今日はイオの新年会と私の喜寿のお祝いを、オータニのスイートルームでやってくれた。
ヒロミちゃんとサッチャンが早めに来て、昔の歌を一緒に歌ってくれた。富士山がよく見え、「頭を雲の、上にだ~し」と富士山の歌を歌ったり、夕日が富士山のシルエットを赤く染めてくると、「ゆうやけこやけの 赤とんぼ」を歌ったり、ドイチェリートやイタリア歌曲など、めちゃくちゃ。嘉門達夫は大きなシャンパンを持ってきて、みんなで「乾杯!」。バースデーケーキや花束もあって、何となく格好がついていた。結局最後は午前4時まで話していて、土曜日は、田中ちゃんに東京駅まで送ってもらった。
さすがに帰りの新幹線では、日本酒を飲む元気はなかったね。

『一個人』3月号「人生でもう一度読み返したい本」2008/01/26 00:00

★2008年1月26日発売 『一個人』(KKベストセラーズ)3月号の「人生でもう一度読み返したい本」インタビュー掲載。

誕生日2008/01/27 00:00

平成20年(2008)むつき(1月)27日(日)

 明日の28日が私の77回目の誕生日なので、コマケンからすごい豪勢な花束が届けられた。女房も吃驚して、さっそく玄関ホールに飾った。子供一家や弟も来て、賑やかな一日だった。明日は女房と二人で、静かにお赤飯でも食べてすごそう。

『小松左京マガジン』第29巻2008/01/28 00:00

★2008年1月28日 小松左京喜寿の誕生日。『小松左京マガジン』第29巻刊行。生頼範義氏の表紙絵で、喜寿祝賀特別号。

表紙絵:生頼範義

・小松左京喜寿祝賀メッセージ
同人より
 桂米朝・福田紀一・澤田隆治・石毛直道・萩尾望都・とりみき
会員より
 有村とおる・機本伸司・柴野拓美・巽孝之・谷甲州・豊田有恒・中村桂子・ひかわ玲子・堀晃・みなもと太郎・森下一仁・山田正紀・横田順彌・吾妻ひでお・新井素子・石川喬司・上田早夕里・小佐田定雄・嘉門達夫・一峰大二・久美沙織・久保修・高齋正・最相葉月・すがやみつる・高橋桐矢・田中光二・ちばてつや・平谷美樹・藤臣柊子・町井登志夫・森優・八杉将司・夢枕獏

・コラムランド
高齋正「小松さんとの夕食」
菅谷充「マンガ家五十七歳、早稲田で学ぶ」

・小説
上杉那郎「ミラクルビュレット~奇跡の弾丸~」
イラストレーション:ウド・マサル
第八回小松左京賞受賞者の上杉さんがはじめて短編に挑戦。
医者ならではの臨場感ある医療現場小説。強毒化されたアボリジニー出血熱に効く薬はあるのか。

・下村健寿「さよならジュピター」のミステリー
解読編その2
「環境問題」というキーワードからの解読

・ワールドSFコンベンションNIPPON2007レポート
「さよならジュピター」リメイク推進委員会
中国企画「アジアのSFと周辺事情~現状を語る」

・京都旅行レポート
太陽コロナと祇園のお茶屋と「昔の女」をたどる旅

・小松左京研究会のページ[27]
永瀬佳江「チョモランマを見た!」

・小松左京年譜【28】1993年8月から10月
・インフォメーション
・編集後記
・《小松家の猫》ミミとチャー