文庫版『大震災'95』2012/02/03 00:00

★2012年2月3日(金) 河出書房新社より、『大震災'95』が文庫版で刊行。この日より全国の書店に配本。定価本体950円(税別)
1995年の阪神大震災に遭遇し、小松左京にとっては少年期を過ごした故郷、阪神間だけでなく、企業や学者など幅広く取材して都市直下型地震を検証した「歴史を未来へ」引き継ぐための記録。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309411248

1995年の阪神淡路大震災を体験した小松左京が、実際に現場に足を運び、様々な方角から都市直下型地震を検証した貴重な記録。毎日新聞に連載して単行本になったが、初めての文庫が、河出書房新社から刊行された。巻末に、『中央公論』1995年3月号、4月号に掲載した「阪神大震災の日 わが覚書」と、「自作を語る」を収録。東日本大震災後の日本で、再び読んでもらいたい本の一冊。
http://www.iocorp.co.jp/sinkan/sinkan.htm

1995年(平成7年)1月17日、阪神淡路大震災を箕面の自宅で体験した小松左京が、4月から一年間毎日新聞に連載したルポの文庫版。「この私たちの体験を風化させないために――」。少年期を過ごした故郷、阪神間の崩壊した風景が小松の目に映るのは、第二次大戦の空襲以来、二度目だった。今度は、『日本沈没』の作者として、この崩落の現象を冷静に分析。様々な人々に取材して、この体験を未来に活かすよう、身を削って書き続けた名著。巻末に「阪神大震災の日 わが覚書」と「自作を語る」を収録。
http://www.iocorp.co.jp/sinkan/Sinsai95.html