結晶星団 ― 1998/11/15 00:00

大宇宙の奇蹟-“結晶星団”・・・青白く燃える十四個の恒星が、あたかも巨大な水晶のごとく配列された美しき星団。その中心部に存在する黒点、通称「謎の暗黒」の探査に乗り出した調査隊が知り得た“事実”とは? 広大なる宇宙創造の神秘と心理を幻想美に満ちた筆致で描く表題作をはじめ、宇宙を舞台とした、スケール感あふれる傑作短編SF全十篇を収録。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1835
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こちらニッポン… ― 1998/10/15 00:00

“異変”は突然の出来事だった。新聞記者・福井浩介はある朝、普段とはまったく違う光景を目にする-いや、「世界」はそのままなのだが、そこからは「人間」の姿が一切消えてしまっていたのだ! 福井のほかにも何人かの“消え残り”が確認され、この異様な事態の究明に乗り出すのだが・・・。人類消失という極限の状況下、人はいかに行動し、文明はいかに機能するかを描く異色SF長編。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1448
コマケン注:福井浩介は、新聞記者でなく、ふつうの会社員です。
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コマケン注:福井浩介は、新聞記者でなく、ふつうの会社員です。
見知らぬ明日 ― 1998/08/18 00:00

「中国奥地で、何か起こっている・・・」新聞社に届いた一通のテレタイプは、中国・新疆ウイグル自治区に、宇宙人が攻撃をしかけてきたことを暗示するものだった。宇宙人襲来という、人類史上未曾有の事態に、米中ソの大国を中心とする国連は有効な解決策を何ら見出せない。「宇宙からの侵略」と「国際政治」という二つのテーマを融合させ、「人類の未来」に警鐘を発するSFの傑作。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=2057
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首都消失(下) ― 1998/05/15 01:00

”首都消失”によって、国家としての機能を失った日本だったが、ようやく臨時政府樹立の方針が策定される。小室兵庫県知事は名古屋を暫定首都と定め、事態への対処を開始する。一方で、”雲”を軍事的観点から重要視するアメリカ、ソ連などの海外諸国も、日本に次第に圧力をかけはじめてきた。果たしてこの迷走はいつまで続くのか? SFパニック巨編、完結!
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1558
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首都消失(上) ― 1998/05/15 00:00

首都圏に大異変発生! 都心を中心に、半径三十キロ、高さ千メートルにもなる正体不明の巨大な”雲”が突如発生、通信・電波・交通などあらゆる連絡手段が途絶されてしまったというのだ。中に閉じこめられた人々は無事なのか? そして政府はどうなってしまったのか? 国家中枢を完全に失ってしまった日本の混迷を描く、日本SF大賞受賞のパニック巨編。
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ゴルディアスの結び目 ― 1998/04/15 00:00

少女マリア・Kに取り憑いたのは悪魔なのか、それとも-。彼女の精神の内部へと入り込んだサイコ・ダイバー伊藤が見たのは、おぞましい”闇”の世界だった! 解こうにも解けない人間の心の闇は、”もう一つ宇宙”への入り口なのかを問う表題作をはじめ、「岬にて」「すぺるむ・さぴえんすの冒険」「あなろぐ・らう゛」等、宇宙創造の真理に鋭く迫る”ゴルディアス四部作”を収録。
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エスパイ ― 1998/03/13 00:00

“エスパイ”-それは、人の心を読み、物体を透視し、意志の力で物体を動かす超能力を持つ者たちの諜報集団である。ソ連首相暗殺計画の阻止を命じられたエスパイの一員・田村良夫は早速行動に移るが、彼の前に現れた敵も超能力者の集団だった! ニューヨーク、バルセロナ、イスタンブール、ウィーン、遂には宇宙へと繰り広げられる国際的陰謀の首謀者・ミスター“S”の正体とは果たして何者なのか?
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1544
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継ぐのは誰か? ― 1998/02/13 00:00

「チャーリイを殺す」――ヴァージニア大学都市のサバティカル・クラスの学生達に送られてきたこのメッセージは、単なる殺人予告ではなく、“人類への挑戦”だった! 人類の科学技術を超えた手段で攻撃を仕掛けてくる“何者か”を追って、舞台はアマゾンへと移るのだが……。人類は果たして地球の“最終王朝”なのか、それとも“後継者”が現れてくるのか? SF長編小説の傑作。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1618
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復活の日 ― 1998/01/14 00:00

MM-八八菌――実験では摂氏五度で異常な増殖をみせ、感染後五時間で九十八%のハツカネズミが死滅! 生物化学兵器として開発されたこの菌を搭載した小型機が冬のアルプス山中に墜落する。やがて春を迎え、爆発的な勢いで世界各地を襲い始めた菌の前に、人類はなすすべも無く滅亡する……南極に一万人たらずの人々を残して。人類滅亡の恐怖と、再生への模索という壮大なテーマを描き切る感動のドラマ。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1588
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果しなき流れの果に ― 1997/12/13 00:00

N大学理論物理研究所助手の野々村は、ある日、研究所の大泉教授とその友人・番匠谷教授から一つの砂時計を見せられる。それは永遠に砂の落ち続ける砂時計だった! 白堊紀の地層から出土されたというその砂時計のなぞを解明すべく発掘現場へと向かう一行だったが、彼らは知る由もなかった-その背後で十億年もの時空を超えた壮大な戦いが展開されていようとは。「宇宙」とは、「時の流れ」とは何かを問うSFの傑作。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1623
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