フロンティア3000研究会「文化としての眠りを考える」高田公理 ― 2008/03/14 00:00
平成20年(2008年)やよい(3月)14日
今日は千里クラブで最後の二金会、フロンティア3000研究会だ。
その前に、『自伝』についてサンケイ新聞文化部の著者インタビューを受ける。
二金会の講師は、高田公理。京都大学の生物をでた後、居酒屋をやったりシンクタンクに勤めたり、いろいろなことをやってきたが、この春からは武庫川女子大学から仏教大学に移るらしい。今日の話は「文化としての眠りを考える」。
はたらくために必要な睡眠時間を確保するのではなくて、快適な睡眠を楽しむために暮らしを考えるという、発想の転換をいっていたのは、面白かった。
今日は千里クラブで最後の二金会、フロンティア3000研究会だ。
その前に、『自伝』についてサンケイ新聞文化部の著者インタビューを受ける。
二金会の講師は、高田公理。京都大学の生物をでた後、居酒屋をやったりシンクタンクに勤めたり、いろいろなことをやってきたが、この春からは武庫川女子大学から仏教大学に移るらしい。今日の話は「文化としての眠りを考える」。
はたらくために必要な睡眠時間を確保するのではなくて、快適な睡眠を楽しむために暮らしを考えるという、発想の転換をいっていたのは、面白かった。
ポスト・ブック・レビュー ― 2008/03/17 00:00
★2008年3月17日発売『週刊ポスト2008年3月28日号』の「ポスト・ブック・レビュー」著者に訊け!欄に『小松左京自伝』掲載。千里クラブでのインタビューが掲載されている。
http://www.news-postseven.com/archives/20110730_27020.html
http://www.news-postseven.com/archives/20110730_27020.html
アーサー・C・クラーク ― 2008/03/19 00:00
平成20年(2008年)弥生(3月)19日
アーサー・C・クラークがスリランカでなくなったそうだ。90歳。この日は私の『日本沈没』が35年前に発売された日でもある。
クラークは、20世紀のSFを人類共通の文学として高めた功績が大きい。しかしそんな彼も、1970年のSFシンポジウムであったときに、冗談が大好きな男だということを知って、とても嬉しかった。
安らかにお眠り下さい。
アーサー・C・クラークがスリランカでなくなったそうだ。90歳。この日は私の『日本沈没』が35年前に発売された日でもある。
クラークは、20世紀のSFを人類共通の文学として高めた功績が大きい。しかしそんな彼も、1970年のSFシンポジウムであったときに、冗談が大好きな男だということを知って、とても嬉しかった。
安らかにお眠り下さい。
『小松左京全集完全版』第30巻 ― 2008/03/20 00:00
★2008年3月20日 『小松左京全集完全版』第30巻「地球を考える」刊行。
『小松左京全集完全版』第30巻 ― 2008/03/31 00:00
「地球を考える」と「新・地球を考える」を収録。
12名の各方面の学者に人類という知的生命体を生み出した地球について問うた「地球を考える」と、今回の全集のために松井孝典、中村桂子、吉田夏彦の三氏に現代の知見で「地球を考え」ていただいた。地球環境問題が国際政治の舞台に上がってきている現代にこそ、読んでもらいたい。
ISBN978-4-903624-30-3 4800円(税込み)
城西国際大学出版会
1970年秋から1年間朝日放送の広報誌『放送朝日』に連載した対談集。
竹内均「0x無限大=有限」
樋口敬二「熱の捨て場」
吉良竜夫「生物圏奇々怪々」
渡辺 格「『生命』つくります」
上山春平「寄物陳思」
吉田夏彦「論理かヒトか」
坂井利之「機械はヒトのパートナーか」
大来佐武郎「地に満ちたアト」
武者小路公秀「国際政治の終焉」
貝塚茂樹「片目開眼」
會田雄次「『歴史学』の没落」
梅棹忠夫「『脱文化』文明は可能か」
当時最高の知識人とともに小松左京が地球について、つまり人類について考えた。
ここで議論されていることが、もう少し多くの人々によって真剣に考えられてきたら、今日のような問題はもっと賢明に解決の方向に向いていたのではないだろうか。
科学的に新たな知見は、松井孝典、中村桂子、吉田夏彦の三氏が、2007年11月24日におこなった「新・地球を考える」シンポジウムで補ってくれたが、根本的な問題は、いまだに解決されていない。
http://www.iocorp.co.jp/sinkan/Zenshu30.htm
http://www.jiu.ac.jp/sakyo/vol_30.html
12名の各方面の学者に人類という知的生命体を生み出した地球について問うた「地球を考える」と、今回の全集のために松井孝典、中村桂子、吉田夏彦の三氏に現代の知見で「地球を考え」ていただいた。地球環境問題が国際政治の舞台に上がってきている現代にこそ、読んでもらいたい。
ISBN978-4-903624-30-3 4800円(税込み)
城西国際大学出版会
1970年秋から1年間朝日放送の広報誌『放送朝日』に連載した対談集。
竹内均「0x無限大=有限」
樋口敬二「熱の捨て場」
吉良竜夫「生物圏奇々怪々」
渡辺 格「『生命』つくります」
上山春平「寄物陳思」
吉田夏彦「論理かヒトか」
坂井利之「機械はヒトのパートナーか」
大来佐武郎「地に満ちたアト」
武者小路公秀「国際政治の終焉」
貝塚茂樹「片目開眼」
會田雄次「『歴史学』の没落」
梅棹忠夫「『脱文化』文明は可能か」
当時最高の知識人とともに小松左京が地球について、つまり人類について考えた。
ここで議論されていることが、もう少し多くの人々によって真剣に考えられてきたら、今日のような問題はもっと賢明に解決の方向に向いていたのではないだろうか。
科学的に新たな知見は、松井孝典、中村桂子、吉田夏彦の三氏が、2007年11月24日におこなった「新・地球を考える」シンポジウムで補ってくれたが、根本的な問題は、いまだに解決されていない。
http://www.iocorp.co.jp/sinkan/Zenshu30.htm
http://www.jiu.ac.jp/sakyo/vol_30.html